よく患者様から聞かれる質問の一つです。入職してからマスダ歯科医院で矯正しているスタッフが多いので「抜歯矯正」について確認したところ、「抜歯をするなら矯正しなかったというスタッフ」と「抜歯をして矯正をしてよかったというスタッフ」もいました。
いずれにしても多くの人が抜歯について抵抗あるのが普通だと思います。
抜歯をしないと矯正はできないのか?抜歯をしなかった場合どんなことが想定されるのか?
今回はこちらのについてお話ししたいと思います。
まず、どんな方に「抜歯矯正」が必要かというと「顎が小さい方」「歯が大きい方」など、歯を並べるスペースが足りない方があげられると思います。
想像してみてください。4人がけのベンチに5人が無理矢理座ろうとします。当然のことながら、スペースが足りず、身を捩ったり、お尻が半分くらいしかつかない人が出てくると思います。
「抜歯矯正」が適応なのに非抜歯で矯正すると、一応は歯が並んで来たとしても、スペースが足りないことで歯が頬側にフレアアウトした状態で並んできます。
つまり、口元が出っ張ったようなボコッとした印象になり、患者様が仕上がりに満足できず、抜歯をして矯正をやり直すというようなケースもあります。その為、一時抜歯を行わない矯正が流行っていましたが、日本国内においても近年では抜歯矯正は必要に応じて行うべきとの考え方に戻ってきました。
抜歯が必要な方には上記の事を説明して、ご納得して頂いた上で治療をしています。しかし、言葉で説明をしてもなかなか想像ができない、そんな事もあるでしょう。
当院はインビザラインで使用するiTero口腔内スキャナーがありますので矯正後の歯並びについてどちらのパターンでも設計をし、患者様にわかりやすいよう3次元的な画像としてお見せすることができます。
視覚的に矯正後の歯並びをイメージして頂くと、よりその方にあった矯正方法についてご理解が深まると思います。
さて、『矯正に抜歯は必要なのか』
この質問に関しては個人の口腔内の状況によって変わります。気になる場合は一度、ご来院頂き診査・診断を受けていただけると、より具体的なプランをお話しできると思います。
インビザライン矯正・マウスピース矯正にご興味がある方はぜひ東大宮にありますマスダ歯科医院までご来院ください。
https://www.masuda-dental.jp/