床矯正とは
床矯正(しょうきょうせい)は、入れ歯のような取り外し可能な装置で、ゆっくりと顎を広げ、歯が生えそろうスペースを確保し、歯並びを整える矯正法です。床装置にはネジがついており、そのネジを回して顎を広げていきます。基本的に抜歯はせず、症状に応じて装置を製作します。
床矯正の特徴とメリット
- 歯を抜かない歯の土台を拡大させるため、歯を抜かずに矯正することができます。
- 痛みが少ない痛みはほとんどありません。
- むし歯になりにくい取り外し可能なため、普段通り歯磨きをすることができます。
- 食事や音楽・体育の時間は取り外せる長時間の装着が必要ですが、日常生活で不便を感じることが少ないです。
床矯正のデメリット
- 取り外し可能な装置であるため、本人の意思とご家族の協力が必要。
- 1日14時間以上装着しなくてはいけない。
- 決まった日時にネジを回す必要がある。回し忘れると、治療期間が延びてしまう。
治療費
- 第1段階(床矯正・機能矯正・部分ワイヤー矯正)
(乳歯列期~混合歯列期※犬歯萌出まで)4万4千円~33万円(税込) - 第2段階(部分/全顎ワイヤー矯正・マウスピース型矯正装置)
(混合歯列期※犬歯萌出後~永久歯まで)27万5千円~110万円(税込)
※すべて管理料込
お子さまの矯正治療をはじめる時期
治療をスタートする時期は、元の歯並びの状態や年齢によって治療期間が異なります。例としまして反対咬合など顎の前後的なズレなどを矯正する場合は3歳ころから行なった方が良い場合もございます。
状態に合った治療内容をご紹介いたしますので、症状が気になった段階でお早めにご相談ください。
治療の流れ
- step1
-
カウンセリング
- step2
-
精密検査、治療計画のご説明、歯型取り
- step3
-
矯正装置の製作
- step4
-
矯正治療開始