さいたま市、東大宮駅すぐの歯医者、マスダ歯科医院です。
本日はマウスピース矯正中に起こりうる症状と患者様に協力して欲しいことを紹介します!
☆まず、矯正治療は固い骨に埋まっている歯を動かす治療です。そのため、ワイヤー矯正よりも刺激の少ないと言われているマウスピース矯正でも、
体には多少の負荷はかかってしまいます。
また矯正治療は、歯科医師・歯科衛生士だけではなく、患者様の協力がどうしても必要な治療と考えられています。
特にマウスピース矯正は、いろいろなサイトで簡単に歯並びが治ると広告されていることが多いのですが…ワイヤー矯正とは異なり、患者様自身でマウスピースの着脱が可能な為歯並び改善への成功のカギは、
『患者様の協力がすべて』となります!
1 .マウスピース矯正中に起こりうる症状ついて
痛みの感じ方は、個人差がありますが一般的にワイヤー矯正よりも少ないと言われています。
違和感の感じ方は様々ですが、具体的な例は
☆窮屈な感じがする
☆圧迫感がある
☆歯がアライナー(マウスピース)に覆われていて違和感がある
☆アライナー(マウスピース)が頬や舌に当たる
などといった事が多かったです。
違和感に慣れるまでに個人差ですがだいたい、1-2日は掛かる方がほとんどですが、まれにそれ以上掛かる方もいます。特に新しいアライナー(マウスピース)に交換した際の2-3日くらいは、取り外した時と装着の時に痛みが出ることがあります。
その場合の、食事の際は少し時間をおいてから食べるようにしましょう。
*歯を動かしている為多少の痛みはありますが、あまりにも痛い場合は担当の先生に相談して下さい。
2.アライナー(マウスピース)中の食生活について
アライナーは、食事の際に取り外しが出来るので食べ物が矯正装置に挟まる事はありません!
しかし、食事の際にはかならずマウスピースを外さなければなりません。
その際には、必ず専用のケースに入れて保管をするようにしましょう!
ハンカチやティッシュなどに包んでしまうと捨ててしまう恐れがあるので外した後は必ず専用のケースに保管するようにしましょう。
もし、装置をなくしてしまったら慌てずにマスダ歯科に連絡してください。
多くの場合は、次のステージを少し長く装着してもらって対応できます。
また、飲み物は糖分を含む甘い飲み物(スポーツドリンク、炭酸飲料水)などは、むし歯のリスクが高くなるので必ずアライナー(マウスピース)は取り外してから飲むようにしてください。また、色の濃い飲み物(コーヒー、紅茶)などは、着色の原因またアライナー(マウスピース)の変色につながるので、必ず取り外してから飲むようにしましょう。
お水や炭酸水などは、装置を付けたまま飲んでも大丈夫です.
熱い飲み物の場合は、装置が変形してしまう恐れがある為アライナー(マウスピース)は外す様にしましょう。
アライナー(マウスピース)は、プラスチック素材の為熱に弱いので煮沸消毒などは行わないようしてください。
3.アタッチメントの脱離
アタッチメントは、付け始めが一番外れやすいです。なぜかというと、アタッチメント装着直後は歯を動かす力が強く加わる為脱離する可能性が高いです。
他の原因として、次のようなことが考えられます。
1.嚙み合わせが深く歯が当たっている
2.着脱の方法
3.食事中に固い物があたって外れやすい
取れてしまった際は、必ずお電話をお願いします。
4.アライナー(マウスピース)の破折、破損
正しい装着方法でアライナー(マウスピース)を入れずに、そのまま噛んでしまうと装着が正しい所で当たらずに割れてしまったり、アライナー(マウスピース)が潰れてしまうので必ず正しい装着方法で行いましょう!また、きちんとアライナー(マウスピース)が入ったのか確認をしてから噛むようにしましょう。
5.アライナー(マウスピース)が入らない、浮いてしまう
一番の原因としては、装着時間が短く歯が動いていない事が考えられるので必ず『装着時間20時間以上』の装着また新しいアライナー(マウスピース)に交換したときはチューイーを良く噛むようにしましょう。
以上、今回の内容は患者様にとって、少し嫌なことが多かったかもしれませんが、元々ワイヤー矯正しか行っていなかったマスダ歯科では、現在約80%の患者様にマウスピース矯正(特にインビザライン)を適応しており、この方法は術者と患者様にとって、とてもメリットの多い治療と考えています。
ぜひマウスピース矯正を、お考えの方は東大宮のマスダ歯科医院へご相談くださいませ。
マウスピース矯正についてもっと詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。
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http://www.masuda-dental.jp/orthodontic/
歯科衛生士 山田