マスダ歯科医院では口腔外科・マウスガード作成・外傷治療を専門に行う歯科医師が中心となり、親知らずの抜歯・歯根嚢胞・顎堤形成術などの口腔外科治療はもちろん、スポーツマウスピース(マウスガード)の作製も行っております。
口腔外科治療の代表的な症例
親知らず
親知らずが生えてきた場合、必ずしも抜歯が必要になるわけではありません。
しかし、親知らずの生える方向が正しくない場合や親知らずに歯ぐきが被ってしまっている場合、汚れが入り込んで炎症を起こし痛みを伴うことがあります。
当院では、抜歯が必要かどうかをしっかりと見極めてから治療に入ります。抜歯が必要な場合、親知らずは顎の神経の近くに埋まっているため、精密に検査して抜歯後に異常が出ないか安全を確認してから治療を行います。
親知らず(水平埋状知歯)の抜歯例
- 主訴
- 31歳 女性
他院通院中に親知らずに痛みが出たため、当院紹介となりました。 - 治療期間
- 1か月
- 治療費
- 保険適応範囲内
(埋まっている親知らずの抜歯はCT検査等も含め1万円~2万円程度です) - メリット
- 痛みがなくなり、他の健康な歯を守ることができます。
- デメリット
- 外科手術です。術後は腫れ、痛み、出血を伴う可能性がございます。
- 総評
- 患者さまは、親知らずの抜歯について10年くらい悩まれて当院に紹介受診となりました。手術の説明をした際も非常に緊張されていましたが、術後の腫れや痛みがほとんど出ませんでした。経過は良好です。
しかしながら、親知らずの抜歯は歯科の手術の中でも体の負担が大きい分類に入ります。腫れ、痛み、出血のデメリットに関しては今後もしっかり説明等を行いたいと思います。
執刀 院長
歯牙脱臼
転倒や事故などで強打し、歯が骨から外れてしまった状態(脱臼)の場合の治療を行っております。
歯牙脱臼(スポーツ外傷)例
- 主訴
- 16歳 男性
スポーツ時に前歯を強打、歯の脱臼をみとめ当院受診となりました。 - 治療期間
- 2か月
- 治療費
- 保険適応範囲内
(CT検査等も含め1万円~2万円程度です) - メリット
- 歯が元の状態に戻ります。
- デメリット
- 外科手術です。腫れ、痛み、出血を伴う可能性がございます。
- 総評
- 外傷はとにかく早い対応が必要です。今回は受傷、1時間程度で当院にて処置を行うことができたため、術後の経過も良好です。
患者さまは、スポーツ外傷で早い復帰を希望されていました。そのため、固定解除後はマウスガードを装着しました。
執刀 院長
粘膜嚢胞(唇や頬などに出来る腫瘍)の手術例
- 主訴
- 23歳 女性
唇にできものができて治らないということで受診されました。 - 治療期間
- 1か月
- 治療費
- 保険適応範囲内(1万円程度)
- メリット
- 大きくなる前に切除すれば変形等最小限に抑えることができます。
- デメリット
- 術後の腫れや出血、まれに再発する可能性がございます。
- 総評
- できものは何度もつぶれては、膨れたりを繰り返していたとのことでした。そのため手術時の摘出はやや難しく時間がかかりましたが経過は良好でした。粘液嚢胞は再発を繰り返す前になるべく早めに摘出したほうがよいと考えられます。
執刀 院長
その他、歯根嚢胞(歯根の膿の袋)摘出手術・顎堤形成術・骨隆起手術・舌小帯・上唇小帯形成術・歯牙移植など様々な小手術を行っております。
※場合により大学病院に紹介することもあります。大学病院を希望される方は紹介状を書きますのでスタッフまでご相談ください。
スポーツマウスピース(マウスガード)作製
スポーツ時における外傷の予防の為に、当院ではスポーツ歯科医学会認定医らによる口腔内管理やスポーツマウスピース(マウスガード)作製も行っております。
冬季オリンピックで入賞のモーグル選手などに作製したこともあり、オーダーメイドで個性的なデザインのスポーツマウスピース(マウスガード)の作製が可能です。
スポーツ歯科医学会認定ドクターによる診療
当院院長は数々の学会発表・講演会・論文筆頭・共著に加えて、スポーツマウスピース(マウスガード)作製・スポーツ選手の外傷治療などの経験が認められ、難関試験のスポーツ歯科医学会認定医に合格しています。
埼玉医大総合医療センター 歯科口腔外科スポーツ外来 主任・学会認定MG施設責任者として、週1度大学にて指導にあたっているドクターによる診療を、安心してお受けいただけます。
過去スポーツマウスピース(マウスガード)作製競技一覧
スキー・スノーボード・野球・ソフトボール・格闘技・ラグビー・アメフト・サッカー・テニス・ハンドボール・バスケットボール・ラクロス・ウエイトリフティング・競輪
新日本キックボクシング ミドル級 元チャンピオン
宮本武勇選手
スキー元日本代表選手
男子競輪 齋藤和伸選手
マウスガード作成などを専門に行う歯科医師のいる歯科医院として常に選手の目線で愛情を込めてスポーツマウスピース(マウスガード)を作製しています。
過去スポーツマウスピース(マウスガード)の特殊加工例
マウスガード着用経験選手に対しては、希望により発音障害・異物感等軽減の
ために特殊加工する場合もあります。
<例:フリースタイルスキー選手の指導者>
指導中のマウスガード装着が困難とのことでしたが、当院で作製したマウスガードにより、コーチング時でも使用可能となりました。
マウスガード作成などを専門に行う歯科医師のいる歯科医院として、常に選手の目線で愛情を込めてマウスガード作製しています。
そのため完成まで時間がかかる場合がありますのでご理解の程お願いいたします。
チーム単位、人数によっては埼玉医科大学総合医療センター・歯科口腔外科
のスタッフとともに出張し型取りさせていただきます。
その他何かご不明なことがございましたらスタッフまでご相談ください。